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朽ちた凧紙

J-Rock with symphonic and power metal influences. Distorted electric guitars play palm-muted chugging and rapid alternate-picked riffs. A prominent string section provides staccato rhythmic accents and soaring melodic counterpoints. The drums feature fast double-kick patterns and aggressive snare hits. A female vocalist delivers powerful, emotive lines with occasional grit and vibrato. The bass guitar follows the kick drum with a thick, overdriven tone. The arrangement includes dramatic orchestral swells and rapid piano runs. Tempo is 185 BPM in the key of B minor, 4/4 time signature.

ネ・ヴァガヌィチ·5:19

Lyrics

【Intro】

clean guitar harmonics, distant shamisen

朽ちた紙の匂いがする

誰も読んでいない未来のように

【Verse 1】

産声と共に渡された

終焉の巻物

村の誰もが

己の最期を知っていた

川で溺れる者

冬に眠る者

桜の下で笑いながら

静かに息を止める者

けれど私のだけ

一文字もなかった

【Pre-Chorus】

神主は首を傾げ

母は三日泣いた

父は何も言わずに

火鉢の灰を見つめていた

【Chorus】

書かれなかった私は誰?

紙より白いこの名前は

生きているのに行き先がない

風に忘れられた凧のよう

月が欠けるたび

村人がひとり消える

なのに巻物だけが

正しく終わりを告げている

【Verse 2】

十七の春

奇妙なことに気づいた

誰かが死ぬ前の日だけ

空にもう一つ月がある

誰も見ない

誰も気づかない

まるで私だけに

許された間違いのように

【Pre-Chorus】

その月を追った夜

山奥の社で見つけた

積み上げられた無数の巻物

そして

私の筆跡

【Chorus】

書かれなかった私は誰?

書いていたのは誰だった?

村中の運命の続きに

私の文字が残っていた

老いる者も

恋する者も

皆その先を

私の手で終えていた

【Bridge】

最後の巻物を開く

そこにはようやく

私の名前があった

だが

死因ではなく

たった一行

「書き手が自らを読む時

夜は終わる」

【Climax】

思い出した

私は生まれていない

ずっと昔

誰かが捨てた明日の残骸

運命を綴るためだけに

紙から起き上がった影

だから私には

最期がなかった

誰の物語にも

属していなかった

【Outro】

夜明けと共に

文字が消えてゆく

最後に残った余白へ

私は静かに還る

まるで最初から

書かれていなかったように

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