朽ちた凧紙

  • J-Rock with symphonic and power metal influences. Distorted electric guitars play palm-muted chugging and rapid alternate-picked riffs. A prominent string section provides staccato rhythmic accents and soaring melodic counterpoints. The drums feature fast double-kick patterns and aggressive snare hits. A female vocalist delivers powerful
  • emotive lines with occasional grit and vibrato. The bass guitar follows the kick drum with a thick
  • overdriven tone. The arrangement includes dramatic orchestral swells and rapid piano runs. Tempo is 185 BPM in the key of B minor
  • 4/4 time signature.
朽ちた凧紙

Lyrics

【Intro】

clean guitar harmonics, distant shamisen

朽ちた紙の匂いがする

誰も読んでいない未来のように

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【Verse 1】

産声と共に渡された

終焉の巻物

村の誰もが

己の最期を知っていた

川で溺れる者

冬に眠る者

桜の下で笑いながら

静かに息を止める者

けれど私のだけ

一文字もなかった

⸻

【Pre-Chorus】

神主は首を傾げ

母は三日泣いた

父は何も言わずに

火鉢の灰を見つめていた

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【Chorus】

書かれなかった私は誰?

紙より白いこの名前は

生きているのに行き先がない

風に忘れられた凧のよう

月が欠けるたび

村人がひとり消える

なのに巻物だけが

正しく終わりを告げている

⸻

【Verse 2】

十七の春

奇妙なことに気づいた

誰かが死ぬ前の日だけ

空にもう一つ月がある

誰も見ない

誰も気づかない

まるで私だけに

許された間違いのように

⸻

【Pre-Chorus】

その月を追った夜

山奥の社で見つけた

積み上げられた無数の巻物

そして

私の筆跡

⸻

【Chorus】

書かれなかった私は誰?

書いていたのは誰だった?

村中の運命の続きに

私の文字が残っていた

老いる者も

恋する者も

皆その先を

私の手で終えていた

⸻

【Bridge】

最後の巻物を開く

そこにはようやく

私の名前があった

だが

死因ではなく

たった一行

「書き手が自らを読む時

夜は終わる」

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【Climax】

思い出した

私は生まれていない

ずっと昔

誰かが捨てた明日の残骸

運命を綴るためだけに

紙から起き上がった影

だから私には

最期がなかった

誰の物語にも

属していなかった

⸻

【Outro】

夜明けと共に

文字が消えてゆく

最後に残った余白へ

私は静かに還る

まるで最初から

書かれていなかったように