
桜前線と共に来たる憂鬱 with imaesan K
Dream Pop, Lo-fi, Ambient, shoegaze ballad, Melancholic, Reverb, Piano, Japanese, analog tape saturation, harmonic lift
imaesan K·4:42

4:42
桜前線と共に来たる憂鬱 with imaesan K
Dream Pop, Lo-fi, Ambient, shoegaze ballad, Melancholic, Reverb, Piano, Japanese, analog tape saturation, harmonic lift
Creator: imaesan KRelease Date: April 1, 2026
Lyrics
開花予報が流れた夜
天気じゃなくて 合図みたいに
赤く囲った来週の日付
祝日みたいで そうじゃなくて
ベランダの物干し竿に
今朝も二枚 貼りついてる
洗い直した白いシャツに
薄桃色のキスマーク
五時半に起きて 箒を握る
まだ眠そうな 空の下で
掃いても掃いても降ってくるから
木の名前まで どうでもよくなる
排水溝に詰まった花びら
長靴の先で 黙って寄せる
濡れたコンクリートに残る
やわらかい春の死にかけ
きれいですねって すれ違う声
ええ そうですね
その足もとで濁ってる水は
たぶん誰も見ない
ああ また来たよ この季節が
きれいだってことくらい 知ってるよ
朝五時の箒が 先に立つ
花びらの数だけ 息が重い
世界が浮かれる 二週間
私はただ 掃いている
夜桜の下 ブルーシートが鳴る
缶ビールだけが よく喋る
知らない男の 知らない歌が
妙に長く 風に残る
朝になれば もう誰もいない
弁当の殻と 潰れたカップ
コンビニ袋にも入らなかった
昨夜の機嫌の 抜け殻たち
最高だったって 上がってる写真
位置情報だけ うちの前
踏まれた芝の匂いの中で
私は膝をついてる
ああ また来たよ この季節が
感動なんて 手が空いたらでいい
朝五時の箒が 先に立つ
花びらの数だけ 息が重い
誰かの特別な一日は
ここではただ 散らかる
引っ越してきた春 泣いたんだ
窓の外が 満開で
この街を選んでよかったって
ほんとに少し 思ってた
返してほしいとは言わないけど
せめて空き缶は 持って帰って
来年もきっと 同じことを言う
今年こそは ちゃんと見ようって
でも蕾を見たら 手が伸びる
玄関の隅の 箒の柄に
散ったあとの静けさだけが
この街を少し 私に戻す
桜はきれいだよ 本当にね
…掃き終わったあとなら
天気じゃなくて 合図みたいに
赤く囲った来週の日付
祝日みたいで そうじゃなくて
ベランダの物干し竿に
今朝も二枚 貼りついてる
洗い直した白いシャツに
薄桃色のキスマーク
五時半に起きて 箒を握る
まだ眠そうな 空の下で
掃いても掃いても降ってくるから
木の名前まで どうでもよくなる
排水溝に詰まった花びら
長靴の先で 黙って寄せる
濡れたコンクリートに残る
やわらかい春の死にかけ
きれいですねって すれ違う声
ええ そうですね
その足もとで濁ってる水は
たぶん誰も見ない
ああ また来たよ この季節が
きれいだってことくらい 知ってるよ
朝五時の箒が 先に立つ
花びらの数だけ 息が重い
世界が浮かれる 二週間
私はただ 掃いている
夜桜の下 ブルーシートが鳴る
缶ビールだけが よく喋る
知らない男の 知らない歌が
妙に長く 風に残る
朝になれば もう誰もいない
弁当の殻と 潰れたカップ
コンビニ袋にも入らなかった
昨夜の機嫌の 抜け殻たち
最高だったって 上がってる写真
位置情報だけ うちの前
踏まれた芝の匂いの中で
私は膝をついてる
ああ また来たよ この季節が
感動なんて 手が空いたらでいい
朝五時の箒が 先に立つ
花びらの数だけ 息が重い
誰かの特別な一日は
ここではただ 散らかる
引っ越してきた春 泣いたんだ
窓の外が 満開で
この街を選んでよかったって
ほんとに少し 思ってた
返してほしいとは言わないけど
せめて空き缶は 持って帰って
来年もきっと 同じことを言う
今年こそは ちゃんと見ようって
でも蕾を見たら 手が伸びる
玄関の隅の 箒の柄に
散ったあとの静けさだけが
この街を少し 私に戻す
桜はきれいだよ 本当にね
…掃き終わったあとなら
