
君のままでいて
male vocals,Piano Ballad.

君のままでいて
male vocals,Piano Ballad.
Lyrics
また 光が静かに落ちてきた
やわらかな朝の匂いと
かすれた声が 空気にほどけて
どこにも届かず そっと消えていった
でもね 僕は知ってるよ
その声が 確かにここにあったこと
やわらかな音に包まれて
君は 細い糸に導かれるように踊ってた
微笑みは 少しだけ苦しそうで
それでも とても綺麗だった
誰かの夢に そっと寄り添うように
君は 自分を少しずつ差し出してた
その姿が どこまでも
優しくて 切なかったんだ
言葉が言葉になる前に
心は 静かに閉じていって
「正しくなければ」と 息を詰めてた
君の胸が ずっと痛そうだった
壊れかけたままでも 大丈夫
咲いてるだけで それでいいよ
重ねた日々も 揺れる影も
全部 君が歩いてきた証だから
たとえ夜に 不安が浮かんでも
君がここにいてくれるなら
僕は そのままの君を
優しく抱きしめたいんだ
静かな舞台の裏で
泣いていた君のこと 誰も知らない
遠くで揺れる 微かなざわめきが
君の沈黙を 包み隠してた
「好きにしていいよ」って言葉が
苦く響く夜があることも
ちゃんと知ってるよ
君の選べなさも 君の優しさだと思う
仮面を外したその顔に
小さな震えを見つけたとき
「私は空っぽかも」って
つぶやいた声が あまりに愛しかった
だけどね その空白には
たくさんの温もりが 詰まってるんだ
うまく言えなくても それでいい
誰かの言葉に揺れていても
君が君でいられるなら
それだけで 僕は嬉しい
迷っても、進まなくてもいいよ
完璧じゃなくていい
弱さがあるから 人は優しくなれる
壊れかけたその心が
いちばん 君らしい光だった
君が君のままでいてくれるなら
名前のない想いも 途切れた願いも
僕は まるごと抱きしめるよ
どうか このまま生きていて
街の灯が ゆっくりと消えていく
午前二時の静けさに包まれて
立ち止まる君の背中に
そっと名前をつけた
「君は君のままで、ここにいていい」
