Oblivion / 忘却

Lyrics
Intro
闇に染まるシルクのような夜が
足音もなく街を飲み込む
街の灯りが揺らぎ
隠れた秘密を照らし出す
無音が、甘い香りを漂わせ始める
Verse 1
昨日までの確かな影は
紫煙に巻かれて曖昧に溶け
冷たい陶器の肌を這うのは
見えない時計の秒針
微かな焦燥は美しい毒のように
舌を麻痺させていく
私たちはただ
崩れゆく廃墟でワルツを踊る
揺らぐ水平の向こうで微笑むのは
果たして誰の幻だろう
銀のナイフで切り取った
この錯覚という名の永遠
Pre-Chorus
もう抗うことなく瞳を閉じて
甘やかで底無しの暗がりへと身を委ねて
Chorus
仄暗い奈落の螺旋を
いつまでも這い進む
そこは光を知らない
静まりかえる銀の鳥籠
歪んだ迷宮の階段を
どこまでも降りてゆく
ここは誰も知らない
ひんやりとした檻の箱庭
Verse 2
嘘で編まれたレースのドレスは
羽ばたくほどに重さを増して
籠を抜け出した青い鳥は
夜空のインクに溶けて消えた
Bridge
もう帰る場所なんて
初めから何処にも無かったのだと
嘲笑う風の調べに
そっと耳を澄ませて
Chorus
仄暗い奈落の螺旋を
いつまでも這い進む
そこは光を知らない
静まりかえる銀の鳥籠
歪んだ迷宮の階段を
どこまでも降りてゆく
ここは誰も知らない
ひんやりとした檻の箱庭
Outro
白々と明ける空は きっと私を許さないから
このまま蒼い霧の奥底へ 溶けてしまえたらいいのに
