私という名の讃歌

Lyrics
Intro - Instrumental
…誰か、私を生きてくれないか。
Verse 1
親の寝息、数える夜
私の時間は、どこへ消えていくのだろう
「普通」という名の、幸福の脚本には
私の役は、どこにも書かれていなかった
職場(ここ)では、心を殺して笑顔を貼り付け
完璧な「駒」を演じるほど、孤独になっていく
Pre-Chorus
鏡に映るのは、疲れ果てた「影」
「お前は間違っている」と、世界が囁いているみたいだ
Chorus 1
でも、もしこの傷が、この痛みこそが
私だけが描ける、物語の設計図だとしたら?
This is my life, every single flaw I choose to own
これは罰じゃない、私が選んだ「自由の刑」
この不完全さこそが、私が「私」であることの、不在証明
Verse 2
社会は求める、従順で、役に立つ身体を
規律と監視の網の目で、私たちを「正常」へと作り変える
でも、その「普通」という名の家に、私は住めない
イリガライの言うように、私のための部屋は、どこにもないから
Bridge
ならば、家を建てるのをやめよう
ドゥルーズの言うように、荒野へ出よう
固定された「私」なんて、どこにもいない
私は、絶えず変化し続ける、川の流れ
「男」でも「女」でもない、ただの「生成変化」
介護する私、愛に悩む私、働く私
その全てが、私という名の、聖なるリゾーム
Break - Instrumental
Chorus 2
だから、この傷を、この痛みそのものを、愛そう
ニーチェが言ったように、これが私の「運命愛」
This is my life, the beautiful monster I have become
これは罰じゃない、私が選んだ「生の肯定」
この不完全さこそが、私が「私」であることの、力強い証明
Outro
仏教では、泥の中からしか、蓮は咲かないと言う
キリスト教では、弱さの中にこそ、神の力は現れると言う
私のこの泥濘が、私のこの弱さが
世界に一つの、花を咲かせる
…私という名の、花を。
