「笑い方が嫌い」って 君はまた俯いた
鏡の前で そっと前髪を直してた
だけど俺は知ってた その仕草も全部
君が自分を隠すたびに 好きになっていった
「大丈夫だよ」って 言うたびに
君の声は 少しだけ震えてた
平気なふりの その奥に
誰にも見せない涙があった
君が嫌いな君が 俺には一番美しかった
弱さを隠す その強さに
ずっと 憧れてたんだ
ねえ どうか忘れないで
誰よりも君を 君が傷つけないで
SNSじゃ笑ってるのに 本当は泣いてたんだろ
部屋の隅で 小さくなって イヤホンしてた夜
みんなの前では明るくて その裏で眠れなくて
気づかれたくないまま 「気づいてほしい」って思ってた
言葉より 沈黙の方が
君の気持ちを 語っていた
抱きしめることもできないまま
俺は遠くで 祈ってた
君が嫌いな君が 俺には宝物みたいだった
完璧じゃない その笑顔が
世界で一番 愛しかった
どうしてそんなに 自分にだけ
厳しくするの?
「うざいよね」って 笑った君を
嫌いにならなかった
不器用で、言葉足らずで
でも、そのままでよかったんだ
君はきっと この歌も
「やめてよ」って 照れながら笑うんだろ
でも、それでも伝えたかった
ずっと 君を見てたこと
君が嫌いな君が 俺には一番愛しかった
誰にも見せないその傷が
俺の中では 光だった
いつか君に 好きだと言える日が来たら
その時は また 笑ってほしい