
虚構についての釈明
Dreamy Italo House, Melodic Piano Lines, 4/4 Kick, Airy Pads & Disco Strings, math rock, Epic Melodic Dubstep, Emotional, Cinematic, Atmospheric, J-Pop, Wide Strings & Pads, Classic House Bass, 118–124 BPM
imaesan K·4:54

4:54
虚構についての釈明
Dreamy Italo House, Melodic Piano Lines, 4/4 Kick, Airy Pads & Disco Strings, math rock, Epic Melodic Dubstep, Emotional, Cinematic, Atmospheric, J-Pop, Wide Strings & Pads, Classic House Bass, 118–124 BPM
Creator: imaesan KRelease Date: March 27, 2026
Lyrics
本日の胸元は
フィクションです
登場する曲線は
洗濯事情により
一時的に
誇張されています
洗濯物が
乾かなかった
それだけの
ことだった
引き出しの奥で
眠ってた
一軍落ちのやつを
引っぱり出す
ホックを留めた
その瞬間
ああ 今日は面倒だと
すぐわかった
鏡の中の私は
いつもより少し
話を盛る人
みたいだった
ブラウスの
第二ボタンが
朝から妙に
落ち着かない
いつもは何も
言わないくせに
今日に限って
主張が強い
電車のドアが
開くたび
空気が少し
変わっていく
つり革を持つ
その一秒
視線が少し
刺さってくる
ああ 今日は
そういう日か
望んでないのに
そういう日か
ただサイズを
間違えただけで
物語だけが
始まっていく
ごめんね
これ虚構なんだよ
ワイヤーと縫製が
描いたシルエット
ちらちら
見たってだめだよ
種も仕掛けもある
イリュージョン
ごめんね
夢を壊すようで
洗濯物が
乾かなかっただけ
でもこの谷間に
実体はないんだよ
工業製品がつくった
一日限りのフィクション
コピー機の前
後輩が
いつもより少し
深く会釈する
会議室では
上司の視線が
資料と私の
あいだで迷う
給湯室で
先輩が言った
「今日なんだか
雰囲気違くない?」
雰囲気じゃない
たぶんこれ
下着売り場の
設計ミスです
笑えるような
笑えないような
それでも午前は
過ぎていく
私の身体じゃなく
誤差ばかり
人の視線を
集めていく
昼休み
トイレの鏡で
静かにひとり
答え合わせ
ああ やっぱり
前中心が
数ミリぶんだけ
浮いている
ちらちら集まる
視線には
少しだけ
値打ちがある気もした
そんなふうに
思ったことまで
ばれたら少し
嫌だけど
ごめんね
これ虚構なんだよ
カップ不足が生んだ
ただのミスリード
ちらちら
見ないでほしいのに
勝手に話を
足さないで
ごめんね
申し訳ないけど
これはただの
朝の小さな事故
私の身体は
いつものまま
ただ少しだけ
ワイヤーに無理をさせてるだけ
本当はね
少しだけ
悪くないかもって
思った
ほんの一瞬
誰かの視線の中で
盛られた私が
ちゃんとして見えて
足りないところなんて
ないみたいに
言われた気がして
しまった
でも帰りの電車で
ホックを
ひとつ緩めたら
すぐわかった
肋骨が思い出す
ああこれは
借り物だったって
借り物だったって
玄関のドアを
閉めたあと
ブラウスを脱ぐより
先に外す
今日一日の
虚構を
洗濯カゴに
放り込む
鏡の中に
戻ってきた
大きくも小さくもない
いつもの輪郭
見栄えは少し
静かだけど
たぶんこっちのほうが
ちゃんと呼吸できる
冷蔵庫から
麦茶を出して
ひと口飲んで
肩を回す
明日はちゃんと
したやつが
乾いていれば
それでいい
本日の胸元は
フィクションでした
ご視聴
ありがとうございました
なお 明日の放送内容は
洗濯物の
乾き具合により
変更になる場合がございます
フィクションです
登場する曲線は
洗濯事情により
一時的に
誇張されています
洗濯物が
乾かなかった
それだけの
ことだった
引き出しの奥で
眠ってた
一軍落ちのやつを
引っぱり出す
ホックを留めた
その瞬間
ああ 今日は面倒だと
すぐわかった
鏡の中の私は
いつもより少し
話を盛る人
みたいだった
ブラウスの
第二ボタンが
朝から妙に
落ち着かない
いつもは何も
言わないくせに
今日に限って
主張が強い
電車のドアが
開くたび
空気が少し
変わっていく
つり革を持つ
その一秒
視線が少し
刺さってくる
ああ 今日は
そういう日か
望んでないのに
そういう日か
ただサイズを
間違えただけで
物語だけが
始まっていく
ごめんね
これ虚構なんだよ
ワイヤーと縫製が
描いたシルエット
ちらちら
見たってだめだよ
種も仕掛けもある
イリュージョン
ごめんね
夢を壊すようで
洗濯物が
乾かなかっただけ
でもこの谷間に
実体はないんだよ
工業製品がつくった
一日限りのフィクション
コピー機の前
後輩が
いつもより少し
深く会釈する
会議室では
上司の視線が
資料と私の
あいだで迷う
給湯室で
先輩が言った
「今日なんだか
雰囲気違くない?」
雰囲気じゃない
たぶんこれ
下着売り場の
設計ミスです
笑えるような
笑えないような
それでも午前は
過ぎていく
私の身体じゃなく
誤差ばかり
人の視線を
集めていく
昼休み
トイレの鏡で
静かにひとり
答え合わせ
ああ やっぱり
前中心が
数ミリぶんだけ
浮いている
ちらちら集まる
視線には
少しだけ
値打ちがある気もした
そんなふうに
思ったことまで
ばれたら少し
嫌だけど
ごめんね
これ虚構なんだよ
カップ不足が生んだ
ただのミスリード
ちらちら
見ないでほしいのに
勝手に話を
足さないで
ごめんね
申し訳ないけど
これはただの
朝の小さな事故
私の身体は
いつものまま
ただ少しだけ
ワイヤーに無理をさせてるだけ
本当はね
少しだけ
悪くないかもって
思った
ほんの一瞬
誰かの視線の中で
盛られた私が
ちゃんとして見えて
足りないところなんて
ないみたいに
言われた気がして
しまった
でも帰りの電車で
ホックを
ひとつ緩めたら
すぐわかった
肋骨が思い出す
ああこれは
借り物だったって
借り物だったって
玄関のドアを
閉めたあと
ブラウスを脱ぐより
先に外す
今日一日の
虚構を
洗濯カゴに
放り込む
鏡の中に
戻ってきた
大きくも小さくもない
いつもの輪郭
見栄えは少し
静かだけど
たぶんこっちのほうが
ちゃんと呼吸できる
冷蔵庫から
麦茶を出して
ひと口飲んで
肩を回す
明日はちゃんと
したやつが
乾いていれば
それでいい
本日の胸元は
フィクションでした
ご視聴
ありがとうございました
なお 明日の放送内容は
洗濯物の
乾き具合により
変更になる場合がございます
