…ポポポポ…
風の中で…呼んでいる…
村のはずれ、古いバス停
霧の向こう、白い影
大きな帽子の下
顔は見えない…でも笑っている
ポポポポ…(近づく…)
ポポポポ…(逃げられない…)
お札も…祈りも…
もう届かない…
祖父が言った「外に出るな」
でも夢の中で呼ばれる声
あの白い手が伸びてくる
名前を…やさしく呼ぶ
ポポポポ…(すぐそこ…)
ポポポポ…(耳元で…)
振り返ったら…
もう帰れない…
八…尺…様…
ポポポポ… ポポポポ…
(こっちへ…おいで…)
ポポポポ…(聞こえる?)
ポポポポ…(もう遅い…)
霧の中に消えていく…
あなたの家も…思い出も…