エンヤトット エンヤトット
山は眠り 霧は揺らぎ
オノを掲げ 朝を呼ぶ
血潮のごとく 木は香り
魂は森に 溶けゆく
山を背負い 風を切り
木を倒すたび 命を知る
響くは大地 太鼓のように
我がオノは 時を刻む
山の者よ 山の者よ
森に生まれ 森に還る
命を断ち 命を繋ぐ
歌え 山の者の誇りを
ジュヒに宿る 百年の声
刃は震え 汗は流れ
倒れゆく木に 祈りを捧ぐ
その響きは 山の鼓動
嵐を越え 雪を越え
明日を築く 柱となり
誇りは もくめに宿る
オノは歌い ハガネわ鳴り
葉は舞い散り 空を揺らす
我が胸を刺す 痛みさえ
木と共に 生きた証
冬は厳しく 夏は熱く
命を削り 木をかる
だが我が心は 折れはせぬ
森と共に 生き続ける
大地の声を オノに込め
歌はトワに 山に響け
オノを置いて 空を仰ぐ
木こりの歌は 森を巡り
命のたまきを 紡ぎゆく