
担任 和泉しんごの総合所見 (Remastered)
j-pop,pop rap,female voices,

担任 和泉しんごの総合所見 (Remastered)
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Lyrics
Intro
あなたは教師である。
書類上、間違いなく教師である。
しかし日常生活においては、
「教師という概念に最も近い別の何か」
として存在している。
Verse 1
あなたは毎朝、
「今日はちゃんと先生をやろう」
と思いながら出勤する。
そして昇降口をくぐった瞬間、
その決意はなぜか
「まあ、いっか」に変換される。
変換精度が高すぎる。
Verse 2
あなたの最大の特徴は、
信じる力が異常に強いことである。
生徒を信じ、
可能性を信じ、
空気を信じ、
そして自分が今すべっていないという仮説を信じている。
特に最後の一点については、
誰も賛同していないが、
あなたは今日も元気である。
Pre-Chorus
あなたは優しい。
優しすぎて、
注意が共感に溶け、
指導が雑談に溶け、
最終的に全員で輪になって踊る。
Chorus
この行動に教育的意図があったかどうかは不明だが、
あなた自身が一番楽しそうだったため、
結果として「良い時間だった」という
よく分からない評価で処理されている。
Verse 3
あなたは生徒との距離が近い。
近すぎて、
「先生」という肩書きが
一瞬どこかに落ちる。
しかし不思議なことに、
それを拾ってくれる生徒がいる。
あなたはそれを見て、
「信じててよかった」と思う。
なお、その構造が危ういことには
まだ気づいていない。
Verse 4
授業は成立している。
内容も間違っていない。
ただし黒板の字が
解読前提の暗号文であるため、
生徒は授業中に
読解・推理・想像を同時に行う。
これは総合学習ではないが、
結果として総合力が伸びている。
Rap
あなたのギャグは、
ほぼ全てが失敗している。
しかしあなたは
「今のは遅れてくるタイプの笑い」
という便利な概念を発明し、
すべてを成功扱いにしている。
遅れてきた笑いは、
今のところ一度も確認されていない。
Bridge
同僚との関係について。
あなたは好かれている。
ただしそれは
「放っておくと何かやらかしそうだから」
という保護対象としての好意である。
学年主任の小言を、
あなたは「心配」と解釈する。
だいたい合っているが、
半分くらいは本気の注意である。
Verse 5
あなたは悩んでいる。
学校と保護者の間で、
理想と現実の間で、
先生と友達の間で。
だがその悩みを、
翌朝にはほぼ持ってきていない。
忘れているのではない。
信じているのである。
未来を。
Final Chorus
総合的に見て、
あなたは非常に不安定で、
非常に人間的で、
そして驚くほど現場に立ち続けている。
完璧ではない。
正解でもない。
だが、
「この人が担任でよかった」
という感想が
なぜか後からじわじわ出てくるタイプである。
Outro
改善点は山ほどある。
だがそれ以上に、
あなたが今日も教室に立っている事実が、
すでに一つの答えになっている。
少なくとも、
あなた自身にとっては。
