夕焼け滲む石畳
古びた靴音鳴り響く
擦り切れ帽子揺らしながら
道化の影が歩いてゆく
壊れた時計抱え込んで
笑顔を今日も描き続ける
誰も知らない舞台裏で
冷たい雨に肩を濡らした
回る風車軋むたびに
遠い記憶が胸を刺した
小さな灯を守るように
震える指を空へ伸ばす
黄昏パレヱド
涙を隠し踊り続ける
滲んだ星を集めながら
儚い歌を空へ流す
拍手の波が消えたあと
静かな街角ひとりきり
小さな夢を抱えて眠る
破れた旗が風に揺れて
古いランプが道を照らす
子供の笑顔見つめながら
道化はそっと目を伏せてた
遠ざかる鐘の音色
流れる雲を見上げながら
帰る場所さえないままで
細い月明かり辿ってゆく
涙を越えて歌い続ける
砕けた夜を繋ぎながら
優しい光探していた
拍手の残響消えたあと
石畳の空見上げれば
淡い明日が揺れていた